第24回 007は日本語がペラペラ?
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ジェームズ・ボンドの5番目の映画「007は二度死ぬ」で、ボンドは日本に派遣される。彼の上司Mの秘書、マネーペニーが彼に日本語の辞書を渡すが、彼はすぐにそれを投げ返して、「ケンブリッジの時、東洋言語で首席を取ったのを忘れたのかい」と言った。
ケンブリッジで「東洋学(私の場合は日本語)」を学んだ一人として、私はいつも、ジェームズ・ボンドが先輩であることを誇りに思ってきた。
それで原作を読んだとき、私が思っていたのとはかなり違うボンドが描かれているのを知って、少しがっかりしてしまった。
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