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日本文化をハザマで考える

第24回 007は日本語がペラペラ?

「007は二度死ぬ」でボンドの妻を演じた浜美枝

 ジェームズ・ボンドの5番目の映画「007は二度死ぬ」で、ボンドは日本に派遣される。彼の上司Mの秘書、マネーペニーが彼に日本語の辞書を渡すが、彼はすぐにそれを投げ返して、「ケンブリッジの時、東洋言語で首席を取ったのを忘れたのかい」と言った。

 ケンブリッジで「東洋学(私の場合は日本語)」を学んだ一人として、私はいつも、ジェームズ・ボンドが先輩であることを誇りに思ってきた。

 それで原作を読んだとき、私が思っていたのとはかなり違うボンドが描かれているのを知って、少しがっかりしてしまった。

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ダミアン・フラナガン

ダミアン・フラナガン(Damian Flanagan) 1969年英国生まれ。作家・評論家。ケンブリッジ大在学中の89~90年、東京と京都に留学。93~99年に神戸大で研究活動。日本文学の修士課程、博士課程を経て、2000年に博士号取得。現在、兵庫県西宮市とマンチェスターに住まいを持って著作活動している。著書に「世界文学のスーパースター夏目漱石」。

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