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そこが聞きたい

地震学の課題=国立極地研名誉教授・神沼克伊氏

国立極地研名誉教授 神沼克伊氏=斎藤良太撮影

 1880年に日本地震学会が創設され、今年で140年。地震をいかに予知するかが最大の目標だったが、2011年の東日本大震災など大地震が起こるたびに、予知できなかったことを批判されてきた。今年3月に「あしたの地震学 日本地震学の歴史から『抗震力』へ」(青土社)を出版した神沼克伊・国立極地研究所名誉教授(83)に、地震学の課題を聞いた。【聞き手・斎藤良太】

――著書では、日本の地震研究史を振り返り、地震学者の姿勢を痛烈に批判しています。

 ◆地震学者たちからは大戦後、何度も「大地震発生説」が発表され、メディアにも取り上げられ物議を醸してきました。しかし予知、予測は一度も当たっていない。この事実を明らかにしておきたいと思いました。学者と市民とでは、同じ情報でも受け取り方が異なるのに、一部の学者は違いにつけ込んで、自己顕示欲の手段として発表しているように見えます。

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