韓国がWTO提訴手続き再開 日本の半導体材料3品目輸出規制、対応に不満

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
ジュネーブの世界貿易機関(WTO)本部=三沢耕平撮影
ジュネーブの世界貿易機関(WTO)本部=三沢耕平撮影

 半導体材料3品目に関する日本の対韓輸出規制強化を巡り、韓国産業通商資源省は2日、中断していた世界貿易機関(WTO)の紛争解決手続きを再開すると発表した。5月末までに日本に規制撤回を求めていたが、「日本に解決の意思が見えない」と抗議する狙い。WTO上級委員会は欠員補充がないまま昨年末から機能不全状態だが、日本の措置は不当だと国際社会に訴える考えを示した。

 羅承植(ナスンシク)貿易投資室長が記者会見した。日本が昨年7月の規制強化時に問題提起していた①両国間の政策対話の断絶②通常兵器に転用可能な物資の輸出制限(キャッチオール規制)③輸出管理組織と人材の脆弱(ぜいじゃく)さ――について、「すべて解消した」と強調。是正策として5月に貿易安保専門組織を改編強化し、6月19日には改正対外貿易法が施行されることを日本側に説明したと述べた。

この記事は有料記事です。

残り470文字(全文837文字)

あわせて読みたい

注目の特集