広がる「家キャン」「家ジム」  過ごす時間長く…在宅時の楽しみ方多様に

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自宅マンションの一室でキャンプ道具を使ってアウトドア気分を楽しむユーチューバーのカズトさん=札幌市中央区で2020年5月26日、貝塚太一撮影
自宅マンションの一室でキャンプ道具を使ってアウトドア気分を楽しむユーチューバーのカズトさん=札幌市中央区で2020年5月26日、貝塚太一撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大を防止する外出自粛で自宅で過ごす時間が長くなる中、在宅時の楽しみ方が多様化している。

 アウトドアでも、キャンプを自宅の庭や部屋、ベランダで楽しむ人が増え、「家キャン(自宅でキャンプ)」「ベラキャン(ベランダでキャンプ)」などの造語が会員制交流サイト(SNS)上で使われ、体験者の投稿が増えている。

 札幌市中央区在住のユーチューバー、カズトさん(29)は昨年、2回の日本縦断と約200日間のキャンプ生活を動画投稿サイト「ユーチューブ」で「道トラ」という自身のチャンネルで配信し、旅や自然の素晴らしさを伝えてきた。緊急事態宣言で旅に出られないため、キャンプ道具を自宅一室に広げて過ごしてみると「キャンプ場にいる感覚になった」という。カズトさんは「たき火はできないが、料理を作ってお酒を飲んでいると遜色…

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