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コロナ流行中の避難所運営、長野県が指針改定 「今までの半分しか…」

段ボールベッドの間が2メートル離れているか確認する市職員=長野市安茂里の裾花体育館で2020年5月29日、原奈摘撮影

 新型コロナウイルスが流行する中、長野県は5月、災害発生時の避難所運営の指針を改定した。避難所内で世帯ごとの間隔を2メートル四方以上空け、周囲に高さ1~2メートルの仕切りを段ボールなどで設け、飛沫(ひまつ)感染を防ぐ対応を盛り込んだ。

 「やってみると今までの半分以下くらいしか使えないのでは」

 5月29日、長野市はコロナ禍を想定した避難所の模擬設置を裾花体育館で行い、終了後に加藤久雄市長が、そう総括した。これまでの避難所は、典型的な密閉、密集、密接の「3密」空間。新型コロナ対策で県の新指針通りに間隔を空けると、収容人数は大きく減少するため、担当者は頭を悩ませている。

 梅雨などで河川の水量が増す「出水期」の6~10月が迫り、県は指針改定を急いだ。台風19号で千曲川の堤防が決壊した長野市では、自主避難所も含めた54カ所に計6191人が避難。決壊翌日の10月14日には、218人の収容を想定していた豊野西小(同市豊野町石)体育館に最大で300人以上が集まった。一部の避難所は2カ月以上開設された。

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