特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

コロナ終息願うアニメ 京都芸術大の新入生11人がオンラインで制作

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
私立京都芸術大の新入生が制作したアニメーションの一コマ=学生グループ「Ausdruck」提供
私立京都芸術大の新入生が制作したアニメーションの一コマ=学生グループ「Ausdruck」提供

 新型コロナウイルスの感染拡大で対面形式の講義を休止している京都芸術大(旧京都造形芸術大、京都市左京区)の新入生11人が、1本のアニメーション作品「ぼくらのみらい」を全てオンライン上で完成させた。疫病を鎮めるとされる妖怪「アマビエ」に導かれ、新型コロナの終息を願う内容。入学式が中止になり、ネットでしか会ったことがない学生たちが、作品制作への思いを結集させた。

 きっかけは、同大の高校生向けの広報担当職員、木原考晃さん(36)が呼び掛け、ウェブ会議システム「Zoom(ズーム)」で4月に開催した大学主催のオンラインお茶会。意気投合した学生たちが連絡先を交換するなどして、つながりを深めた。当初はとりとめのない会話をする程度だったが、メンバーから「何かしたいね」という声が上がり、造形、マンガ、建築、演技など多様なコースの計11人が賛同した。

この記事は有料記事です。

残り726文字(全文1096文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集