メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

記者の目

新型コロナと東京五輪 最悪の事態も想定を=田原和宏(東京運動部)

覚書を交わしたIOCのバッハ会長(左)とWHOのテドロス事務局長=5月16日、スクリーンショットから

 ついに600万人を超えた。最近、毎朝パソコンを起動させるたびに新型コロナウイルスの感染者数を集計した米ジョンズ・ホプキンズ大のウェブサイトに目を通すようになった。毎日7万~十数万人ずつ増え続ける数字を見るたびに、来夏に東京オリンピック・パラリンピックが開催できるのかという思いが日々強くなっている。

 5月16日、世界保健機関(WHO)の総会に先立ち開催された、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長とWHOのテドロス・アダノム事務局長の記者会見。両氏がそろって登場して行われた。開催が危ぶまれるからこそ、二つの組織のトップが何を語るのか注目していた。

 結論から言えば残念の一言だった。コロナ禍でスポーツの果たす役割が重要との認識に立ちながらも、五輪についてのメッセージはあまりに具体性を欠いた。とりわけテドロス氏の「東京が新型コロナに対して、人類の結束を示す場所になることを願う。それは世界が団結すれば可能だが、簡単ではない」との発言はどう受け止めたらいいのか理解に苦しんだ。

この記事は有料記事です。

残り1398文字(全文1845文字)

コメント

投稿について

読者の皆さんと議論を深める記事です。たくさんの自由で率直なご意見をお待ちしています。

※ 投稿は利用規約に同意したものとみなします。

利用規約

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 首相と菅氏、吉村知事を厚遇「リーダーシップに敬意」 小池氏と対照的

  2. 感染者と同席「コロナパーティー」 「無敵」と参加の30歳死亡 「間違いだった」言い残し

  3. 王位戦第2局、藤井聡太七段が2連勝 終盤の強さ発揮 最年少タイトルに挑戦中

  4. 「死に追いやってしまった」「逮捕されるのが怖い」 木村花さん誹謗中傷 加害者の心情

  5. 愛知・大村知事「不要不急の首都圏移動、お控えを」 県内の経済活動は推進

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです