希少ドジョウ「累代繁殖」に成功 絶滅寸前の日本固有種 京都府立海洋高

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産卵したナガレホトケドジョウの成魚=京都府宮津市上司の府立海洋高で2020年6月1日午後5時1分、松野和生撮影
産卵したナガレホトケドジョウの成魚=京都府宮津市上司の府立海洋高で2020年6月1日午後5時1分、松野和生撮影

 ドジョウ科の淡水魚で希少種の「ナガレホトケドジョウ」の「累代繁殖」に、京都府立海洋高(宮津市上司)マリンバイオ部の生徒が成功した。成魚から飼育して産卵・ふ化させ、さらに次代の稚魚にまで育て上げた。同高によると、ナガレホトケドジョウの累代繁殖の成功例は少なく、高校生では全国でも初めてという。

 日本の固有種で、成魚は体長6~7センチほど。川へ流れ込む環境の良好な細い水の流れなどにすむとされる。府のレッドデータブックでは絶滅寸前種に指定されている。

 マリンバイオ部は2017年に福知山市内で成魚5匹を採取。校内の実習施設で飼育し、18年春に産卵・ふ化にこぎ着けた。1年かけて15匹を成魚まで育て、20年3月下旬~4月上旬にかけ、さらに産卵・ふ化に成功した。現在10匹以上いる稚魚は2~3センチにまで成長している。

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