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福岡逆走事故1年 地域支えた男性死亡 「自治会はガタガタ」免許返納ためらう事情

車が歩道に乗り上げた事故現場=福岡市早良区で2019年6月4日午後8時26分、徳野仁子撮影

 福岡市早良区で乗用車が逆走して交差点に突っ込み、男女10人が死傷した多重衝突事故の発生から4日で1年になる。乗用車を運転し、死亡した男性(当時81歳)は運転免許証を自主返納するか迷っていたが、運転できなくなると自身が会長を務める自治会の活動が停滞することを懸念し、ためらっていたという。事故は高齢者コミュニティーを支える移動手段のあり方を問いかけている。

 「顔を合わせる機会がなくなり、みんなが元気かどうかも分からない。自治会の活動はガタガタだ」。5月下旬、男性が会長を務めていた同市早良区の原3丁目3区自治会の副会長、松尾慶夫さん(79)はため息をついた。かつては高齢者仲間で定期的に遠出もしていたが、事故後の活動は月1回の古紙や空き缶などの回収だけとなった。

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