特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

開幕迫るプロスポーツ 防止策、万全でもほころび 選手の感染「しばらく覚悟」

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
国内の主なプロスポーツの開催予定
国内の主なプロスポーツの開催予定

 国内プロスポーツの先陣を切って6月19日開幕を決めたプロ野球は3日、前日の練習試合にも出場していた巨人の2選手の新型コロナウイルス感染が明らかになった。7月4日再開を決めているサッカー・Jリーグ、J1名古屋の選手も2日に感染が確認された。プロスポーツ界は正常化に向けて動き出しているが、開催の準備を進めると同時に感染防止策の確立を急ぐ必要がある。

プロ野球 抗体、PCR…検査体制手探り

 3日午後1時。東京ドームで予定されていた巨人と西武の練習試合の開始1時間前、球場前に詰めかけていた報道陣に「試合中止」のメールが届いた。約3カ月遅れの開幕に向け、12球団の練習試合が始まってまだ2日目。球界は、いきなり難問に直面した。

 中止は巨人の坂本勇人(31)、大城卓三(27)両選手の感染が明らかになったため。東京都千代田区の球団事務所で3日夜、取材に応じた巨人の今村司球団社長は「(2選手は)無症状で試合も出ているくらい元気。正直我々も驚いている」と語った。

 巨人は選手の不安を少しでも取り除いてからプレーしてもらおうと、1~3軍の選手や監督、コーチ、スタッフらの希望者全員に独自に抗体検査を行うと5月27日に発表。結果次第でPCR検査の実施を検討するとしていた。2選手は抗体が確認されたため、PCR検査を受け、陽性と判定された。今村社長は「チームが安全で気持ちよく野球できる環境を整えることが一番。選手の信頼感が大事になるわけで、選手が不安になることはしたくない」と述べた。

 検査方法に詳しい富山県衛生研究所の大石和徳所長は「PCR検査に比べて労力の少ない抗体検査でスクリーニングをするのは感染者を絞り込むという点では意味がある。ただ…

この記事は有料記事です。

残り2178文字(全文2894文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

次に読みたい

あわせて読みたい

この記事の特集・連載
すべて見る

注目の特集