メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

棋界新時代

部分と全体の不思議 囲碁 王銘琬九段

 碁を打つ時、「読み」と「感覚」両方の力が必要と言われています。読みは碁盤の「部分」を解読するもの、感覚は「大局観」と似て碁盤「全体」を判断するものです。読みは確かな技術ですが感覚は人それぞれで、正解はありません。読みが深くても、全体を把握する感覚が未熟では局面を有利に導けないし、感覚だけ優れていても、正しい読みが伴わなければ作戦は絵に描いた餅になってしまうでしょう。

 ですが、読みと感覚は別のものと一概には言えません。読みの方向付けや一段落させるところは感覚に頼ることになりますし、優れた大局観には、読みの情報供給が欠かせません。碁を打つ時は誰もが、複雑に絡み合った「部分」と「全体」の二つの観点を、必要に応じうまく使い分けているのです。

この記事は有料記事です。

残り580文字(全文901文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 「優しく温厚。成人式で会えると…」 大阪・巻き添え死 女子学生の友人が涙

  2. 大阪・梅田HEP FIVEで高校生転落し死亡 路上の19歳巻き添え意識不明

  3. 24歳兄が妹・弟を包丁で刺す 犯行後飛び降りか、兄は死亡 東京・東村山

  4. #排除する政治~学術会議問題を考える 行革や効率性で「文句を言う人」飛ばす怖さ 菅政権の新自由主義 重田明大教授

  5. 時代の風 菅政権1カ月 民主主義の本質は議論=藻谷浩介・日本総合研究所主席研究員

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです