2019年12月にアフガニスタンで武装組織に銃撃され亡くなった福岡市のNGO「ペシャワール会」の現地代表で医師の中村哲さん(当時73歳)の長女秋子(あきこ)さん(39)が父の死後、会の活動を手伝い始めた。約30年にわたりアフガンで医療や農地復興に尽力した中村さんの死から4日で半年。偉大な父の写真が飾られた会の事務局で「一会員としてできることをしていきたい」と穏やかに語った。
秋子さんは5人きょうだいの長女。中村さんが帰国時の住まいとしていた福岡県大牟田市の自宅で母尚子(なおこ)さん(67)らと共に暮らし、今年1月から福岡市の事務局に足を運ぶようになった。事務局では専従とボランティアの計三十数人が現地で働く約100人のスタッフとの連絡調整や、会報の発行、募金活動などを通して活動を支えている。医療事務の仕事を持つ秋子さんは月に2回ほど事務局の仕事を手伝い、現地事業や会の…
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