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持続化給付金委託 入札公告前に「協議会」とヒアリング 専門家「公平性に疑義」

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参院厚生労働委員会で共産党の倉林明子氏の質問を聞く安倍晋三首相(中央)と加藤勝信厚労相(左)=国会内で2020年6月4日午後4時、竹内幹撮影
参院厚生労働委員会で共産党の倉林明子氏の質問を聞く安倍晋三首相(中央)と加藤勝信厚労相(左)=国会内で2020年6月4日午後4時、竹内幹撮影

 新型コロナウイルス緊急対策で設けられた「持続化給付金」の民間委託を巡って疑念が広がっている。3日から4日にかけて行われた国会審議などでは、経済産業省が、受託者である一般社団法人「サービスデザイン推進協議会」に、入札の公告前にヒアリングしていたことが明らかになった。専門家は「入札の公平性を妨げた恐れがあり、法律違反も疑われる」と指摘。野党も攻勢を強めている。【山口朋辰、岡大介】

 給付金は、新型コロナの影響で売り上げが急減した事業者に最大200万円を支給する制度。経産省は、審査や振り込みなどの業務を一括して業者に委託する方針を決め、4月8日に入札を公告。9日に説明会、14日に入札を行った。

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