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劣悪な衛生環境、マスクなど物資不足 コロナ禍にあえぐロヒンギャ難民キャンプ

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ロヒンギャの難民キャンプの状況を憂慮するアウンティンさん=群馬県館林市内で2020年6月2日午後3時4分、妹尾直道撮影
ロヒンギャの難民キャンプの状況を憂慮するアウンティンさん=群馬県館林市内で2020年6月2日午後3時4分、妹尾直道撮影

 バングラデシュ南東部コックスバザールにある、隣国ミャンマーの少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」の難民キャンプで、新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、劣悪な衛生環境に加え、マスクなどの物資不足が深刻になっている。現地のロヒンギャの男性が毎日新聞の電話取材に応じ、日本からの支援を訴えた。

 「せきや熱が出た人を見るとウイルスに感染したと疑ってしまう……」。取材に応じた教員のムハンマド・トハーさん(25)は感染におびえる今の心中を打ち明けた。ミャンマーから逃れ、2017年9月からキャンプ内の約10平方メートルの家屋内で、7人家族が身を寄せ合って生活している。

 国連の統計によると、コックスバザール周辺のキャンプには約86万人の難民が暮らす。感染拡大防止のため3月下旬ごろから封鎖されたが、5月14日に初めて難民の感染者が確認されて以降、感染者が増加した。だが、キャンプではインターネットへの接続が制限され、難民たちは正確な状況を把握するのが難しく、「キャンプ内でもどこの区画で何人の感染者が出たかわからない」と不安を募らせる。

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