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コロナ後見据え経営者のチャレンジ支援、ビル1階を1年間無料貸し出し 熊本

1階部分を無料で1年間貸し出す計画が進む「TILE BLDG」=熊本市中央区で2020年6月3日午後5時24分、山本泰久撮影

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 新型コロナウイルスの影響で苦境に陥りながらも終息後に新たなチャレンジを考える経営者を支援しようと、熊本市北区の不動産会社「銀杏(ぎんなん)開発」が、1年間のテナント無料貸し出しを始める。古民家や古い建物のリノベーション(改修)を手がける村田智仁社長(42)は「一緒にビル周辺ににぎわいをもたらしてくれる人が来てほしい」とアイデアを膨らませている。

テナントの1年間無料貸し出し計画を進めている村田智仁・銀杏開発社長=熊本市中央区で2020年6月3日午後5時57分、山本泰久撮影

 熊本城の北東約1キロの熊本市中央区妙体寺町にある「TILE BLDG(タイルビル)」の1階約30平方メートルを無料で貸し出す計画。ビルは1968年3月に建てられた鉄筋コンクリート造り4階建てで延べ523平方メートル。以前は専門学校が入居していたが、退去後は同社が1棟全体を借り上げてリノベーションし、テナントビルにしている。ビル内は建築当初からさまざまなタイルで装飾され、「タイルビル」と命名された。

 村田社長は30歳だった12年前に手探りで不動産業を始め、街なかで特徴的な建物を見ていくうちに、古いビルや古民家のリノベーションをするようになった。「人口が減っていく中、新築より、中古建物の良さを引き出して使っていく時代になるのではと思った」

 新型コロナウイルスの影響で廃業に追い込まれる飲食店や商店も多い中、村田社長は「不動産屋にできることは何か」と考え、無料貸し出しを決めた。

 無料貸し出しは原則、2020年7月1日~21年6月30日だが、借り主の相談に応じる。1年後からは月11万円の家賃がかかるが、約30平方メートルを複数の事業者でシェアすることもできる。

 1階の約60平方メートルの駐車場は、オープンスペースとして活用する計画。村田社長は「ウイルスの終息後に向け、何かビジネスをしようと考えている人はご連絡を。オープンスペースも使って、一緒にビル周辺を活性化していきたい」と話す。問い合わせは同社(096・351・1870)。【山本泰久】

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