性犯罪刑事法検討会が初会合 森法相「法整備必要なら適時適切に対応」

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「性犯罪に関する刑事法検討会」の初会合であいさつする森雅子法相(中央奥)ら。会合はウェブ会議で行われた=東京・霞が関の法務省で4日、村上尊一撮影
「性犯罪に関する刑事法検討会」の初会合であいさつする森雅子法相(中央奥)ら。会合はウェブ会議で行われた=東京・霞が関の法務省で4日、村上尊一撮影

 強制性交等罪の構成要件の見直しや新たな処罰規定の創設など、性犯罪に関する法改正の要否を議論する法務省の「性犯罪に関する刑事法検討会」(座長・井田良中央大教授)が4日、初会合を開いた。刑法や刑事訴訟法の改正を視野に、今後、被害者と支援者、児童や障害者の被害実態に詳しい専門家らからヒアリングを実施する。

 検討会は、法曹三者や大学教授のほか、被害者の声をより議論に反映するため、性暴力の被害当事者でつくる一般社団法人「Spring」代表理事の山本潤さんも加わり17人で構成。女性が7割を占める。

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