特集

新型コロナウイルス

新型コロナウイルスのニュース、国内での感染状況を報告します。

特集一覧

「経営は更に厳しく…」給食1日7万食、再び分散登校で業者ら悲嘆 北九州市立小中

  • ブックマーク
  • 保存
  • メール
  • 印刷
小中学校の給食再開が延期となり原料の小麦粉が山積みになっているパン製造会社の倉庫=北九州市小倉南区の「ライオンズベーカリー」で2020年6月1日午後4時24分、浅野翔太郎撮影
小中学校の給食再開が延期となり原料の小麦粉が山積みになっているパン製造会社の倉庫=北九州市小倉南区の「ライオンズベーカリー」で2020年6月1日午後4時24分、浅野翔太郎撮影

 13日連続で新型コロナウイルスの感染者が確認された北九州市で5日、市立小中学校が再び分散登校になる。本来なら1日に全面再開して給食も始まるはずだったが、18日までは分散登校が続き、全面再開に向けた見通しは立っていない。市立小中学校の給食は1日約7万食。先の見えない事態に、納入業者や調理員は途方に暮れている。

 「3月の一斉臨時休校で給食が中止になった時より、今回の方がショックは大きい」。北九州市内の小中学校に1日1万4000食分のパンと米飯を納入するパン製造会社「ライオンズベーカリー」(小倉南区)の倉庫で、冨永英希常務(30)は山積みの小麦粉を前に表情を曇らせた。

この記事は有料記事です。

残り798文字(全文1083文字)

【新型コロナウイルス】

時系列で見る

関連記事

あわせて読みたい

マイページでフォローする

この記事の特集・連載
すべて見る

ニュース特集