感情を「商品」にする危うさ 元制作者、津田環さんが語るリアリティー番組の怖さ
毎日新聞
2020/6/5 10:00(最終更新 6/5 10:00)
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急死した女子プロレス選手が出演していたフジテレビの番組「テラスハウス」は、シェアハウスで共同生活を送る男女の恋愛模様を伝える「恋愛リアリティー番組」として人気を集めていた。同様の番組作りの経験がある「テレビマンユニオン」のプロデューサー、津田環さんは「若くて不安定な出演者の感情を『商品』として切り売りするところに、危うさや怖さがある」と指摘する。さらに「制作側は彼女の出演シーンの放送や告知の際に『炎上』を想定していたはず。その責任は重い」と強調する。【牧野宏美/統合デジタル取材センター】
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