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埼玉県、10万円給付は6月内に 「照合は全て手作業」職員は忙殺

さいたま市の特定定額給付金の申請書(見本)。実際には世帯主や家族の名前などが印字されている=さいたま市で2020年6月5日、大平明日香撮影

 新型コロナウイルス対策で国民に一律10万円を給付する「特別定額給付金」について、埼玉県内の主な市に申請受け付けと給付状況を取材したところ、大半の市が郵送申請書の発送を終え、6月中には申請分に対する給付を終える見通しであることが判明した。一方でさいたま市、川口市などでは給付開始が6月中旬以降になるという。また膨大な確認作業や問い合わせ対応などで、自治体職員が忙殺される姿も浮き彫りになった。【新型コロナ問題取材班】

 毎日新聞は3~5日、県内各地域の約20市に、オンライン申請に対する給付状況▽郵送申請書の発送状況▽郵送申請に対する給付状況――などを尋ねた。

 マイナンバーカードを持つ人が自宅でできるオンライン申請は、誤った情報を入力しても申請できてしまい、市町村による確認作業の負担の重さが指摘されている。新座市は「郵送申請の対応に集中する」として、5月29日以降のオンライン申請の受け付けを一時中止した。3日までに約3万件のオンライン申請があったさいたま市は「オンラインより郵送で申請してほしい」と呼び掛けている。

 複数の市の担当者が取材に対し「入力項目が多く、申請時点で間違いが起きやすい」「住民基本台帳との照合が全て手作業で大変」などと制度の不備を指摘。「市内でマイナンバーカードを持っている人が少なくて助かった」と苦笑する声すらあった。

 郵送申請書の発送はほとんどの市が5月中に終えているが、さいたま市は5月28日から開始。6月9日に発送を終えるとしている。

 10万円の給付は、対象が10万世帯未満の自治体ではおおむね順調に進んでいる。日高市は5日時点で申請分の約9割に給付を済ませた。久喜…

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