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球児に届け「甲子園の土」 阪神が全国の高校3年5万人にキーホルダー

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阪神甲子園球場 拡大
阪神甲子園球場

 プロ野球の阪神と阪神甲子園球場は8日、日本高校野球連盟に加盟する3年の全野球部員に、甲子園の土を透明なカプセルに入れたキーホルダーを贈呈すると発表した。今年の選抜高校野球大会と、全国高校野球選手権大会の中止を受けての取り組み。軟式部員も含む約5万人が対象となる見込みで8月下旬をめどに順次、対象の学校へ配送するという。

 選手たちから「甲子園球場を本拠地とする球団として何かできないか」と声が上がり、矢野燿大監督を中心に企画を発案。球団と球場も賛同し、日本高野連にも相談して実現した。監督やコーチ、選手一同が費用の一部を負担する。

 キーホルダーは、透明なボール状のカプセルに土を入れ、今夏の甲子園が実施されればオリジナルグッズに使われる予定だったロゴをデザイン。大会回数を表す「102」などがあしらわれている。

 日本高野連が行った最新の部員数調査によると、2019年5月時点での硬式加盟校は3957校で2年生部員(現3年生)は4万7027人。軟式加盟校は416校で、2年生部員(同)は2849人という。

土の一部 阪神の選手らが直接収集

 使われる土の一部は、監督や選手たちが直接甲子園球場で集める予定。矢野監督は「土を集めることで単に物を贈るだけでなく、みんなのことを応援している僕たちの思いが高校球児に届き、一歩を踏み出す後押しになればうれしい。将来、このキーホルダーを持った選手たちと出会えたら、特別な気持ちになると思う」と思いを託した。

 日本高野連の八田英二会長は「球児への思いがつまったエールとともに贈呈いただいた。熱いアイデアを考えていただき、感謝申し上げます」とコメントした。【田中将隆】

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