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アートの扉

杉本博司 OPTICKS 無限な光の粒子

杉本博司「OPTICKS」2018年=梅田麻衣子撮影

 色そのものを撮った作品だ。現代美術家、杉本博司は、静謐(せいひつ)なモノクロームの写真シリーズで高い評価を得てきた。今シリーズは初のカラー作品となる。

 ベースにあるのは、科学者ニュートンが1704年に著した「光学」だ。杉本はニュートンの実験に倣い、光学硝子(ガラス)でプリズムを作って太陽光を分光。そのスペクトルを鏡で反射させ、ポラロイドカメラで撮影した。数百枚の中から一部をデジタル化したのがこの作品だ。

 壁に投影されたスペクトルは拡大され、「光の粒子が見えるよう」だった。何年もの冬、杉本は朝5時半に起きてまず東の空を確認。晴れが予想されるとカメラをセットし、朝日の「微妙に違う色を映す一粒一粒の粒子」を捉えた。

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