2019年度も殺処分ゼロ 神奈川県動物愛護センター 譲渡活動が奏功

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県動物愛護センターに保護され、治療を受ける犬=神奈川県提供
県動物愛護センターに保護され、治療を受ける犬=神奈川県提供

 神奈川県は、県動物愛護センター(平塚市)で2019年度に保護した犬猫の殺処分数がゼロだったと発表した。「殺処分ゼロ」は犬が7年連続、猫が6年連続を達成。ボランティアらによる、新たな飼い主を探す活動が奏功しているという。

 同センターは「生かすための施設」への転換を掲げ、19年6月の開所に伴う建て替え工事で殺処分設備を撤去した。譲渡につながるよう、施設内に犬や猫と触れあえる部屋を設けるなど、命を守る取り組みを進めている。

 県によると、19年度に横浜と川崎、横須賀の3市を除く県内全域から保護された犬と猫は計762匹(前年度比101匹減)だった。

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