藤井聡太七段が先勝 棋聖戦第1局、渡辺3冠破る 最年少タイトル挑戦

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 将棋界の最年少タイトル挑戦記録を更新した藤井聡太七段(17)が渡辺明棋聖(36)に挑む第91期棋聖戦五番勝負第1局は8日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、午後7時44分、157手で藤井が先勝した。第2局は28日、同館で行われる。

 屋敷伸之九段(48)の持つ記録を4日塗り替えて、藤井が17歳10カ月20日で臨んだ自身初のタイトル戦。新型コロナウイルス対策のため、前夜祭や大盤解説会は開かれず、両対局者ともにマスクをし、和服姿の渡辺に対し、藤井はスーツ姿で盤に向き合った。

 振り駒で藤井が先手番になり、藤井はすぐに初手を指した。両者が研究を深めてきたと見られる矢倉脇システムの進行に。前例のある局面から渡辺が積極的に動いたが、藤井も自陣を整備してほぼ互角のまま突入した終盤戦、渡辺は飛角両取りの大技をかけた。しかし、藤井は予測していたようにノータイムで飛を切り、派手な応酬になった。ほとんど優劣不明の状況で進む大接戦。両者秒読みの中、最後の最後で藤井が振り切った。

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