ひふみんも苦労… 天才棋士たちのタイトル初挑戦 藤井七段、棋聖戦先勝

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将棋の藤井聡太七段=平川義之撮影
将棋の藤井聡太七段=平川義之撮影

 プロ入りから3年8カ月でタイトル戦の初舞台に立った藤井聡太七段(17)。これまで数々の「天才」と称された棋士たちが若くしてタイトルに挑んできたが、初挑戦の舞台はどうだったのか。羽生善治九段(49)は竜王を見事射止めたが、加藤一二三九段(80)や渡辺明王将(36)は苦杯をなめており、時代を彩ったスター棋士たちも初舞台では苦労した。

 藤井に塗り替えられるまで最年少タイトル挑戦記録を保持していた屋敷伸之九段(48)は1989年の棋聖戦で、中原誠十六世名人(72)に挑んだ。初挑戦の場に和服の準備が間に合わず、スーツで臨んだ。第1局こそ勝利を収めたが、フルセットの末、敗れた。加藤九段は60年の名人戦で、当時無敵だった大山康晴十五世名人(故人)に20歳で挑んだ。第1局で勝利したものの、その後、4連敗して厚い壁にはね返されている。

 その加藤九段に83年の名人戦で挑んだのが谷川浩司…

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