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新型コロナ ともに歌い、生きよう 医師・看護師と患者、リモート合唱

代々木病院精神科デイケアのウェブサイトで公開された、医療従事者と患者によるリモート合唱動画「民衆の歌」の一場面=小国綾子撮影

 「ほんのひと時 歌うことで……」。テロップ文字とともにピアノ前奏が始まる。画面には、マスク姿の顔、顔、顔。白衣姿の医師や看護師、そして精神科デイケアに通う患者たちが次々と現れ、マスクを外し、静かに歌い始める――。新型コロナウイルスとの闘いの最前線である医療現場で作られた1本の合唱動画が今、ネット上で静かな感動を呼んでいる。

 動画を制作したのは、東京都で地域医療を担う「代々木病院」。併設する精神科デイケア(通所リハビリテーション)は、統合失調症や感情障害など精神疾患のある患者たちの社会復帰やリハビリの拠点となっている。デイケアでは18年前から「歌うことは生きること」を掲げ、合唱をプログラムに取り入れてきた。しかしコロナ禍で2月、プログラムを休止した。

 4月7日、緊急事態宣言が出されると、デイケアは追い詰められた。院内感染を防ぐには人が集う場を閉じるのが一番効果的。しかし、デイケアは人と一緒にいることが治療なのだ。

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