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「万葉古道」を尋ねて

交流・別れ・流浪/61 吉野/2 甌穴に当時の人も驚いた? /奈良

吉野山に向かった国学者、本居宣長も傍らで休んだとされる喜佐谷川上流の高滝=奈良県吉野町喜佐谷で、栗栖健撮影

 万葉集の歌約4500首のうち90首ほどが吉野に関わるものだ。うち70首ほどに川や水が出る。そのうち20首余りは川と山の組み合わせだ。万葉集には、吉野が奈良盆地の大宮人たちの行楽地となり、神仙境としての色を濃くしながら、なお山と結びつく水の聖地の性格を保っていたことを示す歌がある。

 次は、723(養老7)年5月、元正天皇が「芳野離宮」に行った時、随行した笠金村が作った歌だ。

 山高み 白木綿(ゆふ)花に 落ち激(たぎ)つ 滝の河内は 見れど飽かぬかも(巻六 909)

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