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御所実ラグビー部、3カ月ぶり全体練習 「感謝」胸に再始動 病院に動画メッセージ送付

全体練習を再開し、真剣な表情でボールを追う御所実高のラグビー部員たち

 新緑に覆われた奈良県御所(ごせ)市の人工芝グラウンドに80人を超える部員たちの熱気が漂った。6月1日夕、県立御所実高ラグビー部が約3カ月ぶりに全体練習を再開させた。新型コロナウイルスの影響で、2月下旬からグラウンドに集まっての練習を休止していたが、授業が再開し、練習も認められた。部員らは持て余していたエネルギーをぶつけるように、額に大粒の汗を光らせ、笑顔を浮かべた。

 1989年の就任から31年、部員2人から全国屈指の強豪に育て上げた竹田寛行監督(60)が定年を迎える節目のシーズン。再開初日は「動き続ける」をテーマに約3時間、水分補給を挟みながら、走り回り、肉体を追い込んだ。感染対策で3グループに分散して練習し、タックルなど接触プレーは極力避けた。4人のリーダーの一人で、17歳以下日本代表に昨季選ばれた3年のSH登根大斗(17)は「全員が元気にそろえてうれしい。これから一日一日を大切に過ごしていきたい」と意気込みを新たにした。勝負の冬に備えて、痛みを抱えていた左肩を4月に手術し、まだ練習に加われないが、腕をつりながらも声をからし、サポートに駆け回っていた。

 1年生にとっては全体練習に参加するのは初めてで、上級生が「しっかり水を飲めよ」と気遣っていた。1年のCTB内村大夢(ひろむ、15歳)は「先輩は体が大きい」と新天地のスタートに実感を込めた。リーダーの一人で3年のロック、平井半次郎(17)は「練習できない期間が長くて、不安もあったが、いつも通りのみんなで安心した。1年生は練習に慣れるところから始められるように引っ張っていきたい」と語った。

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