新型コロナウイルスの院内感染が起きた病院に出入りした人の来店を断るという内容が書かれた張り紙を掲げていた茨城県内の美容院に対し、地元の保健所が美容師法にもとづき器具の消毒を徹底するよう指導した上、張り紙の撤去を要請していた。感染者や医療従事者への嫌がらせが問題となる中、行政機関が指導に乗り出した事例は珍しく、厚生労働省は「他の例は把握していない」としている。
関係者によると、この美容院では4月初め「お客様各位 せき発熱のある方、○○(病院名)に2週間以内に行かれた方はごえんりょ頂きますようよろしくお願いいたします。」と記した紙を入り口に張り出していた。医療従事者と来院者を一律に排除する内容で、病院スタッフが見つけて病院に連絡。病院は4月中旬に保健所に相談した。
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