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SUNDAY LIBRARY

白河桃子・評『ジム・ロジャーズ 大予測』『教育格差-階層・地域・学歴』

◆『ジム・ロジャーズ 大予測 激変する世界の見方』ジム・ロジャーズ/著 花輪陽子ほか監修・翻訳(東洋経済新報社/税別1300円)

◆『教育格差-階層・地域・学歴』松岡亮二・著(ちくま新書/税別1000円)

 新型コロナで自粛の日々も徐々に緩和され、「新しい生活様式」で暮らす日々が始まった。

 そうなると、元の日常に戻る人と戻りたくても戻れない人の差が出てくる。それは経済の問題が一番大きい。特に非正規雇用の女性の打撃は大きく、シングルマザーの支援団体の調査では「非正規から解雇になった。給食もなく、子供に3食食べさせられない」との声が寄せられている。交通遺児などに奨学金を出すあしなが育英会は「15万円を約6500人の奨学生に、4月中に送金」という緊急支援を開始。調査をしたら、あまりに困窮度合いが激しかったという。

 今後の見通しは、世界的投資家ジム・ロジャーズ『ジム・ロジャーズ 大予測 激変する世界の見方』(花輪陽子ほか監修・翻訳)によれば、大変暗い。「次の金融危機が私の人生で最も大きなものになる」と言っている。日本も大型倒産がくるとか。「日本人は『変化』を怖がりすぎ」ていて、今変わらなければ「20年後、『日本終了』」は現実的だと説く。コロナ禍での緊急インタビューの本書で、目をひいたのはお金のことだけではな…

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