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新型コロナ 普茶料理を弁当形式で 「料理で心を癒やして」 あすから、宇治・黄檗宗大本山万福寺 /京都

新型コロナ対策の「特別普茶弁当」。奥は参拝のための授与品=宇治市五ケ庄三番割の万福寺で、鈴木健太郎撮影

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 新型コロナウイルス感染防止のため、黄檗宗大本山万福寺(宇治市五ケ庄三番割)は11日から、境内の食事処「黄龍(おうりょう)閣」で提供する名物の中国風精進料理「普茶料理」を、大皿盛りから個々の弁当形式に変える。新メニューは、新型コロナ早期収束を祈る「特別普茶弁当」と銘打ち、参拝用品、拝観料もセットで5670(コロナゼロ)円に設定。荒木将旭・黄檗宗宗務総長は「全世界が疫病で大変な時期、健康について意識し、料理で心を癒やしてもらえれば」と話した。【鈴木健太郎】

 万福寺は中国から来日した高僧・隠元(1592~1673年)が開き、建物や行の形に中国仏教様式を取り入れた。黄龍閣の普茶料理も中国様式の一つで、上下の隔てなく一つの卓を囲み、大皿の料理を分け合うのが基本。肉、魚は使わず、野菜や豆で動物由来の食材を使った料理に似せる「もどき料理」が特徴だ。

 新型コロナの影響で4月中旬から拝観を休止した同寺は、6月11日から拝観を再開。感染のリスクを防ぐため、大豆たんぱくで鶏肉に似せた「唐揚げ」や、山芋、豆腐、ごぼうで作ったうなぎ、長芋と梅肉を練った「かまぼこ」といったもどき料理のほか「麻腐(マフ)(ごま豆腐)」「雲片(ウンペン)(野菜片の葛(くず)とじ)」など大皿盛りにしていた普茶料理を、1人前ずつ重箱に盛り付けた。

 提供は1カ月程度を予定し、1日50食限定で2日前の午前中までに予約が必要。注文した人には、感染予防のマスク1枚▽写経用紙▽布袋の朱印▽線香――も一緒に授与される。問い合わせは同寺の寺務所(0774・32・3900)。

〔京都版〕

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