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新型コロナの現場@山陰

県立大生たち バイト減で生活困窮 変わる就活、ウェブ面接に戸惑い /島根

寄付された食料品を選ぶ島根県立大生=島県浜田市野原町で、竹内之浩撮影

 5月26日、県立大浜田キャンパス(浜田市)の体育館に学生の長い列ができた。新型コロナウイルスの影響で困窮する学生を支援しようと寄付された食料品の配布会。この日を皮切りに6月上旬までの4日間で636人が提供を受けた。【竹内之浩】

 静岡県出身の総合政策学部2年、宇都木恒太さん(19)もその一人。5万円の奨学金と5万円の飲食店アルバイト代が毎月の生活費だが、4、5月は飲食店の仕事が激減。他のアルバイトも始めたが、普段より収入が2万円以上減った。飲食業と旅行業を営む父親も経済的打撃を受け、仕送りは頼めない。光熱水費の支払い猶予は受けたが、アパートの家賃3万8000円を払った後の4月の一時期は手持ちの現金が1万円を割った。市社会福祉協議会から緊急小口資金10万円を借りて何とかしのいだ。

 家賃の負担の重さを改めて感じ、公営住宅の入居を望む宇都木さんは、浜田キャンパスの学生の声を聞きたいとアンケートを実施。82・8%が家賃が高いと答え、63・1%が公営住宅に入りたいと回答した。この声に後押しされて今月3日、家賃の負担軽減を求め、▽学生が入居可能な安価な市営住宅の確保▽借り上げなどによる安価な寮の提供▽給付型奨学金制度の創設――を内容とする請願書を市議会に提出した。

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