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九州の航空会社が苦境 利用者激減で「Go To」も見通し立たず

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福岡空港に駐機する航空機=福岡市博多区で2020年6月5日、石田宗久撮影
福岡空港に駐機する航空機=福岡市博多区で2020年6月5日、石田宗久撮影

 九州が拠点の航空各社が、新型コロナウイルスで逆風にさらされている。感染拡大を防ぐために政府が求めた移動自粛要請で利用者が激減したためで、減便・運休の長期化が経営を圧迫する。九州はアジアに近く中国や韓国など訪日客増の恩恵を受けてきたが、訪日客だけでなく国内客も激減。緊急事態宣言の解除後、一部に運航本数を戻す動きもあるが、本格的な需要回復は見通せない。【石田宗久、杣谷健太、山本泰久、今野悠貴】

 「蒸発したかのように需要が喪失した」。ソラシドエア(宮崎市)の高橋宏輔社長は、5月27日の決算発表記者会見で厳しい表情を見せた。新型コロナの影響で2020年3月期決算は02年の就航以来、初の減収となった。ゴールデンウイークの利用は前年同期比96%減の2267人と激減。人件費を抑えるため、従業員を休ませる一時帰休に初めて踏み切った。

 6月は、3月に就航したばかりの福岡―那覇線を含めた計画の7割に相当する1680便の運休を決定。国際定期便就航を目指して20年度にスタートする予定だった中期経営計画の発表を延期した。高橋社長は「出張や旅行が戻るには時間がかかる」とみる。

 スターフライヤー(北九州市)も…

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