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「コロナでかわいそうな子とは言わせない」 立ち上がる教師たち 新たな授業の形模索

新たな授業のあり方を模索している東京都調布市の市立多摩川小学校の庄子寛之教諭=同小学校で2020年6月2日午後4時56分、大島祥平撮影

 「コロナ時代の子どもたちはかわいそうな子だった、と言わせない」。新型コロナウイルスでの長期休校による影響が心配される教育現場で、こんな熱い思いを持って立ち上がった教員たちがいる。こんな時だからこそ学校にできることは何か。学校や地域の枠を超えて新たな授業のカタチを模索する先生たちの姿を追った。【大島祥平】

 5月27日夜、ある小学校教員が企画したオンライン会議に全国から1300人以上の教員や教育関係者が集まった。テーマは「6月からの授業の在り方~Withコロナ時代の対話的な学習とは~」。6月から多くの学校で授業が本格再開されるのを前に、同じ問題意識を持った人たちが少なくともこれだけいた、ということだ。

 第1部では、公立小学校の教員たちが、休校中に実践したオンラインの活用事例を紹介し、今後の授業のあり方を提言した。

 最初に発表したのは、東京都小金井市の市立前原小の蓑手章吾教諭(36)。担当していた学年は児童1人1台のパソコン環境があったため、休校中は双方向でやりとりができるオンライン会議システム「Zoom(ズーム)」をフル活用し、毎日朝から夕方まで「自習時間」にして児童たち(当時5年生)と向き合った。

 自習の課題は「自分が成長するものなら何でもOK」。「本来、学びは楽しいもの」という観点からだ。その狙い通り、子どもたちが取り組んだテーマは実に多彩だった。読書、掃除、スポー…

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