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金なし、いつ帰れるか… 仕事、家失ったベトナム人に寄り添う「駆け込み寺」 名古屋

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地元住民の農作業を手伝うベトナム人たち=名古屋市天白区野並相生で2020年6月2日午後4時6分、ガン・クリスティーナ撮影
地元住民の農作業を手伝うベトナム人たち=名古屋市天白区野並相生で2020年6月2日午後4時6分、ガン・クリスティーナ撮影

 緑に囲まれた寺の境内にベトナム語が飛び交う。名古屋市天白区の徳林寺。新型コロナウイルス感染拡大の影響で母国に帰れず、行き場を失った40人以上の外国人の「駆け込み寺」となっている。住職の高岡秀暢さん(76)は「困った人を受け入れてくれる場所が増えれば多くの人が救われる。他人に親切をすれば、自分にも戻ってくる」と助け合いの輪が広がることを願っている。

 高岡さんは1970年ごろから、語学留学や文化保護活動のため、南アジアのネパールで十数年生活した。ネパールでは、貧しい生活の中で助け合いや思いやりという仏教の精神が根付いていると実感。高岡さんは、自分の部屋に留学生や旅行者たちを寝泊まりさせるようになった。帰国後、40代で父の跡を継いで住職に。その後も、アジアやアフリカの難民、日本人のホームレス、仏教を学びたい留学生などを寺で受け入れてきた。

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