アコヤガイ、また大量死の恐れ 養殖真珠の三重・志摩 コロナ需要減とダブルパンチ

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身が萎縮したアコヤガイ=2020年5月31日撮影(三重県水産研究所提供)
身が萎縮したアコヤガイ=2020年5月31日撮影(三重県水産研究所提供)

 全国有数の養殖真珠の産地、三重県志摩市の英虞湾で6月に入り、真珠を育むアコヤガイが稚貝を中心に全滅したり半数以上が死んだりした養殖業者が出ている。英虞湾では2019年に大量死が起き、県が被害軽減マニュアルを作るなどしていたが、再び大量死が起きる恐れがある。真珠需要も新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んでおり、業者にはダブルパンチとなっている。

 県によると、市内の真珠業者から「アコヤガイが死んでいる」との報告を相次いで受けるようになった。現地調査をし、貝殻を作る外套(がいとう)膜が縮んで死ぬ症状を確認。県は、餌となる植物プランクトンが例年より少ないことに加え、6月に入って海水温が上昇し稚貝がダメージを受けやすい状況になったとみている。

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