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松喬日和

妖怪も楽じゃない? 鬼太郎やアマビエの苦難に気づく夜

 5月下旬に緊急事態宣言も解除され、トンネルの出口が見え出しました。人々の足取りが力強くなってきた列島です。とは言いながら、天満天神繁昌亭は6月末まで休席です。「コロナに負けてたまるか。ピンチをチャンスに」の第3弾は「妖怪はすごい!」の巻です。

 私はラジオを聴きながら寝るのが大好きです。寝苦しい夜、フト耳にするコメントや音楽が思わぬ世界に導いてくれるからです。先日もウトウトしているとNHK「ラジオ深夜便」の、いずみたく特集が耳に入ってきました。「世界は二人のために」「見上げてごらん夜の星を」「恋の季節」「いい湯だな」。誰でも口ずさめる名曲ばかりです。中にアニメの主題歌「ゲゲゲの鬼太郎」もありました。

 「ゲッゲッゲゲゲのゲー」。“硬軟”取り交ぜて、がうれしい選曲です。ところが緊急事態宣言下で聴く「鬼太郎」は“軟”ではなく、岩のように私の胸に突き刺さったのです。まず、「おばけにゃ学校もしけんもなんにもない」。宿題や試験がイヤで仕方なかった子どもの頃は、妖怪をうらやましく思ったものです。一方、今の私。落語を覚えましたがネタ下ろし(初演)する高座がありません。いわゆる試験がありません。早く試験を受け…

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