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あんこうの宿、肝据わった挑戦 コロナで苦境、ラーメン提供 北茨城

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武子能久社長が「自信作」と胸を張るあん肝スペアリブラーメン=北茨城市平潟町で2020年5月29日午後2時2分、田内隆弘撮影
武子能久社長が「自信作」と胸を張るあん肝スペアリブラーメン=北茨城市平潟町で2020年5月29日午後2時2分、田内隆弘撮影

 新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込む旅館業界。苦境を乗り越えようと、アンコウ鍋発祥の地とされる北茨城市の旅館が、アンコウの肝を使った「あん肝ラーメン」の提供を始めた。「コロナ対策は長期戦になる。二足のわらじで危機を乗り越えたい」と社長の武子(たけし)能久さん(44)は意気込む。

 この旅館は「あんこうの宿 まるみつ旅館」(同市平潟町)。2017年にアンコウ鍋、18年にとらふぐ汁で2年連続「全国ご当地鍋フェスタ(鍋―1グランプリ)」のグランプリに輝き、その味を目当てに客の9割が県外から訪れていた。

 しかし、コロナ禍で4月12日から休業に追い込まれた。「旅館業はお客との接触が多い業態。自粛が解除されても、すぐには客足は戻らないだろう」(武子さん)と危機感を募らせる中、新しい収益の柱として目をつけたのが「あん肝ラーメン」だった。

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