メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

新型コロナ最前線~特派員レポート<アジア>

韓国で隔離生活 厳格な監視下に 細やかな配慮も

[PR]

屋外に設置された保健所のPCR検査場=韓国ソウル市で2020年6月5日午後1時59分、日下部元美撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、韓国は入国者に2週間の隔離生活を義務づけている。記者は語学留学のため、6月4日に韓国に入り、隔離生活を始めた。この間、当局の厳格な監視下に置かれ、ホテルの部屋からはほとんど出られない。一方で、マスクや除菌スプレーの提供、通信アプリでの相談対応などもあり、入国者に対する細やかな配慮も感じた。

韓国・仁川空港でダウンロードした体調管理アプリ=2020年6月、日下部元美撮影

 記者は4日夜、韓国の仁川空港に到着した。空港で体調管理アプリをダウンロードし、複数の書類に必要事項を記入した後、タクシーでホテルに移動した。運転手は防護服を着ており、運転席と客席の間にはビニールが張られていた。

ソウル市西大門区の保健所から提供された物資=2020年6月11日午後6時7分、日下部元美撮影

 ホテルは1泊約10万ウォン(約9000円)で、記者は15泊分計150万ウォンを前払いした。一度、ホテルの部屋に入ると、原則として部屋の外には一歩も出ることができない。食事は1日3食、決まった時間に部屋の前に配布される。

 毎日午前と午後には、アプリで体温と体調を報告する必要がある。報告しないと、保健所から連絡が来る。またアプリは位置情報機能と連動しており、当局は外出をしていないかどうかを常にチェックしている。

韓国へ向かう機内で配られた健康状態調査票=2020年6月4日午後5時19分、日下部元美撮影

 保健所でのPCR検査も義務づけられている。記者は検査の結果、陰性だった。保健所ではマスクや除菌スプレー、ミネラルウオーターなどが提供された。

 また、入国者は通信アプリ「カカオトーク」を使い、保健所の担当者と英語で連絡を取ることができる。厳しい監視を受ける一方で、何か問題が起きた場合には気軽に相談できる仕組みになっている。【日下部元美】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 特権を問う 「Yナンバーに気をつけろ」沖縄移住の女性が体験した「基地の島」の現実とは?

  2. 大雨、岐阜で大きな被害 長良川鵜飼いの警備船2隻流出 9日も大雨の恐れ

  3. 「仁義を切ってきたのか」山尾氏入党、国民党内に警戒感 立憲も「合流協議」影響懸念

  4. IS研究第一人者ハシミ氏、殺害される 日本など海外メディアに数多くコメント

  5. 浅間山 小規模噴火の可能性 気象庁事務所「大きな噴石や火砕流に警戒を」

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです