静岡知事、JR東海社長との会談前向き リニア工事 関係首長会議後に判断
毎日新聞
2020/6/11 10:11(最終更新 6/11 10:12)
有料記事
805文字
- ツイート
- みんなのツイートを見る
- シェア
- ブックマーク
- 保存
- メール
- リンク
- 印刷

未着工のリニア中央新幹線静岡工区を巡り、静岡県の川勝平太知事は10日の定例記者会見で、JR東海の金子慎社長とのトップ会談について「意見交換することはやぶさかではない」と語り、前向きな姿勢を示した。静岡工区に通じる作業道を11日に視察した後、大井川流域10市町の首長と6月中にもウェブ会議をした上で判断する。
流域市町は準備工事を「なし崩しでトンネル本体工事につながりかねない」と懸念する。川勝知事はウェブ会議で首長と準備工事に対する共通認識を確認する方針。「金子社長との面会に了解をいただければ日程を調整して、お目にかかる」と語った。一方、「なし崩しなんて決して許さない。なし崩しに見えるようなことが起こったら断固、反対する」と強い意思を示した。
この記事は有料記事です。
残り481文字(全文805文字)