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金魚もコロナで泣いている 夏祭りの華、中止相次ぎ出荷できず

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育てている金魚の様子を確認する松井一也さん=熊本県長洲町で2020年6月9日午後6時、城島勇人撮影
育てている金魚の様子を確認する松井一也さん=熊本県長洲町で2020年6月9日午後6時、城島勇人撮影

 新型コロナウイルス感染拡大で祭りなどが相次ぎ中止された影響で、すくい用金魚の生産地では業者が金魚を出荷できず悲鳴を上げている。祭りシーズンの夏場は例年出荷のピークだが、今年は注文が激減。全国各地の養魚池の中で行き場のない金魚たちが寂しく泳いでいる。

 「出荷量は(例年より)9割減。おまけに餌代もかかる。ダブルパンチだ」。熊本県長洲町の松井一也さん(72)は、約3000坪の敷地内に設けた養魚池を眺めながら苦渋の表情を浮かべた。

 町内の養魚業者14人でつくり、松井さんが組合長を務める長洲町養魚組合の金魚の年間生産量は約67万匹(2018年度)。長洲町は奈良県大和郡山市や愛知県弥富市などと共に日本有数の生産地として知られる。中でも長洲町の金魚は93%が「すくい用」で、高級種などの「観賞用」は7%に過ぎない。

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