新型コロナウイルスの院内感染が問題となる中、顔認証による診察の自動受け付けや、会計を待たずに帰宅後自動精算できるシステムに注目が集まっている。人との接触を大幅に減らし、感染リスクを下げることから、今後の普及が期待されている。
●最先端の精算機
「特に関心が高いのが後払いシステムです。新型コロナの感染が拡大した3月以降、問い合わせが増えています」。150床以上の総合病院への自動精算機導入で約65%のシェアを持つ「アルメックス」(東京都品川区)の広報担当部長、清水さやかさんはそう明かす。
同社が2019年2月に販売を開始した病院の受け付け・精算システム「Sma−pa TERMINAL(スマパターミナル)」は、病院の外来受付などに設置する据え置き型の端末で、21・5インチのタッチパネルを操作する。患者は来院した際、端末の読み取り機に診察券をかざすだけで受け付けを済ませることができる上に、端末に搭載されたカメラで初回に自分の顔を撮影・登録しておけば、次回から診察券すら不要になる。病院…
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