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立憲民主党などの統一会派は、新型コロナウイルスに対応する第1次、第2次の2020年度補正予算にいずれも賛成した。コロナ禍で政府に協力せざるを得ないと判断したためだが、2次補正に計上された予備費10兆円の使途や「持続化給付金」を巡る民間委託問題への疑問などは解消されておらず、非常時の「行政監視」のあり方に課題を残した。野党は「積み残し」の追及に向けて会期延長動議の提出を検討する。
「『中抜き・ピンハネ』構造など問題は山積している。国会を閉じることは感染症対策から逃げることだ」。立憲の枝野幸男代表は12日の党会合で会期延長を要求した。2次補正の審議は衆参で計5日間に過ぎず、課題を追及しきれなかった悔しさがにじむ。
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