中国による香港への国家安全法制導入をめぐり、日本が1国2制度維持を求め、「憂慮」を示す表現を徐々に強めている。国内外の批判の高まりを背景に、中国をけん制する狙いがあるとみられる。ただ、日本語の繊細な表現の変化が国際的に伝わるかは微妙だ。
日本の当初の表現は「大変高い関心を持って注視」(5月22日、菅義偉官房長官)だった。27日に中国の全国人民代表大会(全人代=国会)で同法制の導入決定が確実になると、菅氏は「強く懸念」と表現。実際に決定した28日には「深く憂慮」に表現を変え、秋葉剛男外務事務次官も孔鉉佑駐日中国大使を外務省に呼んで日本の立…
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