お医者さんの屋台 コーヒー一杯で医療とつなぐ「気軽に健康談議を」 兵庫・豊岡

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新型コロナウイルス対策で距離を保つ浮き輪をしながら、住民にコーヒーを配る医師の守本陽一さん(左)=兵庫県豊岡市役所で2020年6月7日午後2時46分、村瀬達男撮影
新型コロナウイルス対策で距離を保つ浮き輪をしながら、住民にコーヒーを配る医師の守本陽一さん(左)=兵庫県豊岡市役所で2020年6月7日午後2時46分、村瀬達男撮影

 手作りの屋台を引いてコーヒーを配ります。気軽に健康について話しましょう――。兵庫県豊岡市の出石医療センターの医師、守本陽一さん(26)らが行っている活動「YATAI CAFE」(モバイル屋台de健康カフェ)が好評だ。会話の当初は医師とは明かさず、同じ目線で世間話をし、機を見て趣旨を説明する。「医療者は、病院にいる遠い存在と思われがちだが、身近な存在になって、普段は病院に行かない人と医療をつなげたい」と話す。【村瀬達男】

 「良かったらコーヒー、飲みませんか」。7日の日曜の午後、豊岡市役所前に置いた屋台で、守本さんと仲間のスタッフが通行人に声を掛けた。一瞬、戸惑った表情を見せた市内の女性(68)は、すぐに「見たことあるわ! お医者さんの屋台ね」と笑顔になり、コーヒーを受け取った。そして「医療相談会を開いてほしい。病院の先生は怖くて、聞けないから」などと会話が弾んだ。

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