メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

明治創業の駄菓子屋が令和に復活 「子供たちのわくわくを、もっと」 北九州

訪れた子供に商品を渡す犬丸優子さん(右)=北九州市戸畑区で2020年5月25日午前11時33分、宮城裕也撮影

 北九州市戸畑区新川町で約100年続き、10年前に閉店した駄菓子屋が5月に復活した。店主の犬丸優子さん(58)が「交流や情報の発信地にしたい」とカフェやさまざまなイベントが開けるスペースを併設した駄菓子屋「いぬまる商店」として再生。子供から高齢者まで幅広い世代を温かく迎えている。

 再オープンした5月25日。約30種類が並ぶ商品棚から駄菓子を夢中で選ぶ子供や、「懐かしい」と言いながら棚を眺める大人で店内はにぎわった。幼い娘を連れた近くに住む女性(35)は「駄菓子をスーパーで買うのも味気ないので、近所に温かい店があってうれしい」と袋いっぱいの駄菓子を手にした。犬丸さんは小学生におつりを渡しながら「『駄菓子屋できたよ』って友達にも伝えてね」と笑顔で送り出した。

 店は犬丸さんの夫浩さん(57)の祖父で和菓子職人だった清さんが明治時代末に創業した「犬丸商店」が前身。昭和20年代に義父の政美さんが駄菓子屋に替えた。「義父は寡黙だったが、店に来る子供にはよく冗談を飛ばして人気だった」と犬丸さんは振り返る。だが、2010年に政美さんの病気を機に閉店。政美さんは13年に亡くなった。

この記事は有料記事です。

残り605文字(全文1094文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 無銭飲食、中洲のVIPルームでドンペリなど110万円 39歳容疑者逮捕

  2. 人気ラーメン店にピエロ覆面空き巣 埼玉「ジャンクガレッジ」、4容疑者逮捕

  3. 民主活動家・周庭氏保釈される 黄之鋒氏らが出迎え 香港警察が10日に逮捕

  4. 保釈の周庭氏、欅坂46「不協和音」脳裏に 「これからどんどんつらくなるかも」

  5. 御巣鷹墜落事故で救出、今は3児の母に 川上慶子さんの伯父が振り返る35年

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです