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コロナと重なる「複合災害」時代 避難所の難問 予防品不足、どうする3密

避難者役の熊本市職員(右)をアクリル板越しに問診する避難所運営訓練の様子=熊本市南区の南部公民館で2020年6月8日午後3時35分、清水晃平撮影

 梅雨を迎え、新型コロナウイルスの感染と豪雨や地震など自然災害が重なる「複合災害」への備えに、自治体の防災担当者が四苦八苦している。手の消毒液など感染症予防の備品が不足しているのに加え、これまで通りの避難所の運営では「3密」(密閉、密集、密接)が避けられない状況になっているためだ。専門家は、普段からの住民の備えの重要性も指摘する。【斎藤有香、荒木涼子、清水晃平、三股智子】

 6月8日午後、熊本市南区の公民館。「発熱」と書かれたゼッケンを着た避難者役の市職員がせき込みながらやって来た。梅雨入りで大雨を想定した避難所の運営訓練だ。担当の職員は非接触式の放射温度計を額に近づけて発熱を確認し、速やかに避難者と妻を別室に誘導した。

 「本当は体温計でなければならないが……」と南区の担当者。放射温度計は医薬品医療機器法(旧薬事法)で認められた体温計とは異なり、工場などで製品や設備の温度を測るものだ。

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