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はやぶさ2

探査機「はやぶさ2」がリュウグウで試料を採取して持ち帰る6年の旅を完遂。分析や次のミッションを解説。

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「数え切れない『もうダメだ』」を越えたはやぶさ 関係者が語る「挑戦」の大切さ

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小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還10年に合わせたインターネットのトークイベントに参加した川口淳一郎さん
小惑星探査機「はやぶさ」の地球帰還10年に合わせたインターネットのトークイベントに参加した川口淳一郎さん

 小惑星探査機「はやぶさ」が地球へ帰還して10年となる13日、当時のプロジェクトメンバーがインターネット上でトークイベントを開いた。はやぶさはさまざまなトラブルを乗り越え、世界で初めて小惑星の物質を地球へ持ち帰ることに成功した。当時プロジェクトマネジャーを務めた川口淳一郎さんらが参加し、ミッションで印象に残ったこと、「もうダメだ」と思った瞬間、探査で分かったことなどを振り返り、「あきらめず挑戦する」大切さを改めて共有した。

 一番印象に残っていることとして川口さんは、小惑星イトカワへ着陸後に通信が途絶えたときを振り返り、「通信が途絶し、もう一度受信したとき、『命をつないだ』ということで印象がある」と話した。科学的なとりまとめを担当した藤原顕さんは「計画が始まる前、米航空宇宙局(NASA)の会議に出席すると、小天体関係の計画が二十数個もあり、NASAにたてつくのは大変だと思った。帰国して川口先生たちと検討し、残っている…

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【はやぶさ2】

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