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「何とか耐え忍んでいる」 客足戻らない福岡の居酒屋の苦悩 北九州「第2波」追い打ち

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大学の同窓生らが訪れ、にぎわう店内で忙しそうに過ごす「地酒屋ぼんちゃん」の店主、田中清司さん(左手前から2人目)=福岡市中央区で2020年6月13日午後6時7分、須賀川理撮影
大学の同窓生らが訪れ、にぎわう店内で忙しそうに過ごす「地酒屋ぼんちゃん」の店主、田中清司さん(左手前から2人目)=福岡市中央区で2020年6月13日午後6時7分、須賀川理撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国39県で解除されて14日で1カ月となるが、依然として続く自粛ムードが「夜の街」を覆っている。「多くの人が安心して飲み歩ける日々が早く戻ってほしい」。飲食店関係者は早期収束を願いながら営業を続けている。

 「経済自体が冷え込んでしまっていて飲食店はどこも厳しい。少なくとも2~3年は従来の客足が戻らないのではないか」。福岡市博多区の九州最大の歓楽街・中洲にほど近い中央区春吉で「地酒屋ぼんちゃん」を営む田中清司さん(62)は、厳しい表情で緊急事態宣言解除後も続く苦境を語る。

 宣言が発令された当初は営業継続も検討したが、店を開いても客が訪れる見通しが立たず、開店する店に難癖を付ける「自粛警察」が各地に現れたことへの懸念もあって営業を止めた。休業中は自家製の明太子などを販売。常連客が積極的に購入してくれたのはうれしかったが、月の売り上げの半分にも満たなかったという。自宅も兼ねた土地のローンがまだ残っており、「苦しいが、何とか耐え忍んでいる状況」が続いた。

 緊急事態宣言が解除されて4日後の5月18日にようやく営業を再開。だが、客足はいまだに戻って…

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