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アートの扉

発見!お宝 広島県立美術館編/5 女性用被衣(チルピ) 人生を彩る自然の文様

トルクメン人 テケ族 19世紀 総丈125センチ 広島県立美術館蔵

 チルピは、トルクメン・テケ族の既婚女性の被衣(かつぎ)で、地色によって3種に大別される。紺地や黒地といった暗色のチルピは新婚女性が、黄地は男の子のいる中年女性が、白地は60歳以上の女性が着用するという。

 彼女たちもゆったりとしたズボンをはき、丈の長いワンピースを着用する。ズボンは腰回りの生地が傷んだら、裾の刺繡(ししゅう)の飾り布を取り外して新しいズボンに縫いつけた。バザールでは下着であるズボンの上部を裾刺繡でたたみ込んで売られる。ワンピースは絹布を直線的に裁断し、襟元には魔除(よ)けの意味のある細かい刺繡を施す。頭には、筒形の帽子にスカーフを巻き、チルピの片方の肩を頭に載せて斜めにかぶる。背中に裾のフリンジが斜めに下がり、動きにあわせて揺れる姿が優雅で美しい。草原に春を告げるチューリップやケシなどの花々、抽象化された花嫁の指や…

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