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動き出す仏たち

活用の時代に リモート参拝 「隔たり」の時代を穏やかに

スマートフォンでいつでもどこでも東大寺の大仏様に「リモート参拝」。画面には、視聴している人たちのコメントが流れる=大阪市北区で2020年5月18日午後0時16分、花澤茂人撮影

 スマートフォンの画面に映し出されたのは、世界遺産・東大寺(奈良市)の大仏様。「新型コロナウイルス禍の早期終息、並びに罹患(りかん)された方々の早期快復(かいふく)、および感染により倒れたる尊霊の追福菩提(ぼだい)を祈らんがため……」。僧侶の祈りの声が、スマホから流れてくる。

 新型コロナの感染拡大によって、奈良や京都の寺院でも拝観を停止する動きが相次いだ中、「リモート参拝」という新たな試みが注目を集めた。4月24日から大仏殿の拝観を停止した東大寺は、動画投稿サイト「ニコニコ生放送」で大仏の姿を24時間生配信。拝観を再開した6月1日の正午過ぎまで約50日間、約1200時間に及ぶ「歴史上初めて」の中継は延べ約300万人が視聴したという。

 「ニコニコ生放送」を運営するIT会社「ドワンゴ」(東京都)が企画したネットイベントの一環として、大仏殿内に定点カメラを設置。4月11日夜から中継を始め、当初は1週間ほどで終える予定だった。

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